【着物断捨離】着物の処分方法・訪問着物買取をお願いしてみた!

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【着物断捨離】着物の処分方法・訪問着物買取をお願いしてみた!

 

着物が大好きで沢山集めてきたものの「収納場所に困る…」「趣味が変わってきた…」など、様々な理由で着物たちを手放す時、どうしますか?今回、着物の買取を利用してみた感想、高く買い取ってもらえるポイントなどをまとめてみました。着物の処分でお悩みの方の参考になればうれしいです。

着物の処分の方法は?

皆さん、着物の処分をしたいと思ったらどんな方法で処分しますか?

方法はいくつかあると思いますが、解決案として

・着物好きの友人に譲る
・近隣のリサイクル店舗に赴く
・ネットにて、個人で販売する

…などの手段もありますよね。色々とありますので自分に合った納得のいく方法で手放せると良いですね!

スピード買取.jp着物の買い取り【事前準備】

今回、私は先に書いた解決案も少し検討してみたのですが、

・友人に譲る→趣味が違うと、結局手元にたくさん残っちゃうよね~

・リサイクルショップに行く→着物って重いので運び出すのも大変!一枚二枚じゃないし

・ネット上で販売(メルカリ等)→1点ずつサイズや状態をチェックし写真を撮る作業は手間がかかって大変だなあ…

という面倒くさがりな理由で、全国展開されている着物買取業者さんの受付窓口に連絡しました。

そして、訪問査定をしてくれる着物買取業者さん「スピード買取.jp」にアポイントを取りました!

査定の様子を見たいし、あわよくば業界の裏事情も聞きたいなという邪な気持ちもすこしあり、自宅だったら色々聞けるのではないかと考えて選びました(笑)

電話に応対してくださったオペレーターのお姉さんは優しい丁寧な口調で、一つ一つ説明してくださいました。

聞かれた事や説明して頂いた事は、

・私の基本情報
・訪問査定の希望日時
・おおまかに何を何点査定希望か
・当日査定担当者が到着前に連絡してくること
・訪問先は実家を指定したので、実家の公共料金や消印アリの郵便物と私の免許証を準備しておくこと

 

…などなど注意事項も含めて丁寧にお話して頂きました。

お話を聞いていて疑問に思うことも聞き辛いこともなく、オペレーターさんとの会話はすんなり終了しました。

時間にして、約10分程度で終わりました!

スピード買取.jp着物の買取【訪問査定日 当日】

事前にオペレーターさんから説明がありましたが、「車で来るので道路事情によって11時から12時の間に来る」という事で、お掃除してお茶の準備をして、ドキドキしながらスタンバイ(希望は「9時から21時の間なら何時でもOK」としていましたので。)

10:45頃  査定員さんからお電話がありご挨拶(第一印象は、丁寧な口調だなぁ)

10:55頃  到着したとお電話あり(お出迎え♪)

11:00   いざ、査定スタート!!!!

まずは名刺を渡され、自己紹介から始まりました。

そして本人確認です。名前と住所がわかる物を提示します。
私は運転免許証を提示しました。

本人確認の書類としては

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 保険証
  • 住基カード
  • マイナンバーカード
  • 住民票

など、期日の切れていないものならなんでも大丈夫だそうです。

本人確認後、パンフレットを頂き、会社の取り組み内容と査定にあたっての注意事項を説明されました。

査定終了後フォローコールがある事・クーリングオフ・個人情報の取り扱いについては、特に資料を見ながら丁寧に説明されました。


同意書への署名

「コールセンターにてあらかじめ予約して訪問の許可をもらっています。」という意味合いのものだそうで…一行一行、こちらもしっかり読んで署名しました。

コールセンターで話された内容とほぼ重複していたので、そのまま署名しました。

その時に査定員さんが、

見積もりだけで呼ばれることも多いですよ。比較してみることも大事なことです。

とおっしゃってくれたので、絶対売らなくても大丈夫なんだ~。と安心しました。

同意書控えを受け取り、本題へ

一応、念入りに掃除機かけてお待ちしていましたが、自前の大判風呂敷を広げられて白い手袋装着!しかし、左手のみ!なぜ?!

私が質問する前に「片手で布の状態をチェックするので」と言われました。
風呂敷についても、「大事なお着物を広げたりするので…」と。
どこまでも丁寧だなあ~。大事な着物をそんな風に扱ってもらえると、やっぱり嬉しいですね!

スピード買取.jp着物の買取【査定開始!】

①着物と帯

叔母の振袖

化繊の小紋

アンティーク小紋

マジョリカお召

中古で7,000円だった紫の小紋

アンティーク小紋

70代の方が所持していた訪問着

祖母の丸帯

袋帯

名古屋帯

名古屋帯

まず、査定員さんより「着物査定」についての説明がありました。

「これからどう売っていくのか?練習着か一点物かレンタルで売るのか」によって値段の付け方が変わり、さらに、その日の需要、会社の在庫状況によっても値段が少し変わるという事でした。(あくまで、訪問頂いた買取業者さんの査定基準です)

「なので、模様の写真を取らせて頂いて市場調査を行います」と仰って、着物は襟元を広げた状態や柄、帯の写真も撮られていました。

他には、写真は撮られなくても、帯の両端の状態を見られていましたので、「ほころびてないかどうか」を見ているのかな?と思いました。(理由を聞きそびれました)

そして途中、こんなお話もありました。

「弊社も一日で大量の買取をしているので、大きく変わらないが、日によって値段のつきにくい、つきやすいがあります。どちらかというと、プラスで値段を付けられるほうが多い」

規模の大きい業者さんならではの査定基準なのかなと感じました。

基本、正絹が高く、柄が良ければポリ・ウールでも値段がつくそうです。

また、「丈も査定額に影響する」というお話もありました。
今の新しい着物は160cmくらいが多いそうなのですが、つくりが古くなると140cm台が多くなるそうです。小さすぎる着物はやはり買取が難しくなるそうです。私の着物を見ている途中でも、メジャーを取り出して計測される場面がありました。

そこで質問してみました。

私「丈160cmがボーダーライン・判断の基準ですか?」

査定員「値段が付きにくい・つきやすいの基準にはなります。でも、僕らはいろんなサイズを買い取っているので、全く値段がつかない、買い取らないという訳ではありません。丈が長ければ相場としては上という感じです。」とのこと。

アンティーク着物を2点出していたので、それを聞いてちょっと安心。

2点とも身長160cmの私が着ると、おはしょりが出ないですもん!

買取の査定をする場合、その場だけだと(市場調査をしないと)通常は練習着としての扱いになるので「山売り」「山買い」と呼ばれる、例えば「ひとかたまり1000円です」となってしまいがちなところ、こちらの買取業者さんでは一点一点みて、市場調査を全てして、どういう売り方にするかを考えて査定額を出されるそうです。

市場調査で、たまに特定の柄だけ値段が上がっていたり…そういう情報が査定員さんに入ると査定金額UPもありえるそうです!

②反物・ハギレ

反物は、このままじゃもちろん着られないです。
これからガード加工や仕立てや諸々の作業が必要となるので、まず需要の有無で評価が分かれる分野だと言われました。

ここで査定員さんの手が止まりました。

査定員「大島紬だと思うのですが、紙はついていませんでしたか?」

私「ついていません。そのままの状態でもらったので…」

査定員さんが言われた「紙」とは「証紙」の事で、着物に関してはすごく重要!

大島紬は特定で値段が高いものがあり、証紙が無いと確証がないわけで…
本来値段が高いものでも、証紙があると10倍の評価額になる場合もあるのだそうです!

査定員「僕らは触ってみて本場のもの、良いものが分かるが、買う人は分かってないことが多いです。中古市場という特徴柄、買う人にとって保証書がわかりになるものが必要になります」

確かに…そうですよね~

例えば、こういうものです!

着物でも、普段着用は一点では値段がつきにくく、訪問着や紬は値段が比較的高い!ただし紬は証紙があれば…という事でした。

ここで、反物についての質問をしました。
私「中古って、くるくると広げたら、途中、中にシミがあったりしません?」

査定員「あります。あります。」

私「査定されてて(反物を)広げられないから、(中を)見ないのかな?と思ったんですよ」

査定員「基本、柄と状態をみます。ある程度の状態は触って分かります。状態は、手で触って、どれくらい湿気が浸透しているのか分かりますので、そこで判断しています。」(右手だけ手袋を外しているのはこのためか!)

「先ほどの大島紬は、シミは付きにくいですし、シミもそうなんですが、カビ。」(カビの方が懸念事項らしい)

「カビも取れますし、そこまで大きくなかったりします。証紙も無いから、金額の幅があまりないので、広げるまでもなかったんです。」

「広げるとそれがまたヨレになるので、出来るだけその物の、そのままの形で判断します。手の皮脂がついてこれからの劣化につながることも考えますので。」

はああ!なんて色々なことを考えて、総合的に判断されているのでしょう!

③セット売り(男性着物)

こちらは、一式セットでいくらになるのか知りたかった事もあり、襦袢・長着・羽織・証紙込みのハギレをまとめて提出しました。
やはり、男性物は一式あったほうが良いようです。(バラバラでも値段はつきます!と言われました)

このように、アンサンブルで同じ素材で作られていると、逆にセットじゃないと値段がつきにくいみたいです!セットで良かった!笑

 

④セット売り(女性着物)

こちらも一式セットでいくらになるのか気になり、襦袢・着物・伊達衿(重ね衿)・帯・帯揚げ・帯締めをまとめて提出しました。

一番に「辻が花の良いお着物ですね」と言って頂き、嬉しかったです。

16年前に作ったので、古い振袖はどうかな?と不安でしたが、今こういう柄は人気のようです!

そもそも、振袖に関しては目立つ柄が人気で、辻が花は年間通して人気のある柄だそうです。

そうすると、年間通して値段も変わりにくいとの事。
さらに、辻が花の訪問着になるともっと上みたいです!

しかし、振袖も、柄が張り付いてばりっと柄が取れてしまうような状態は査定金額がガクッと下がり、査定額10万出せる物が5000円しか出せなかったりするそうです…涙

振袖は振袖の相場があるので、レンタルという方法が一番値段が高くつくということです。

一通り査定員さんが着物を見終わり、「今から市場調査をします」と言われ、しばし待機することに…

ひとまず査定員さんの査定は終了です。

着物の買取【査定額結果発表】

トータル6500円!!

総評:

マイナスポイント=化繊があり、古さがある
(正絹の寿命が10年として判断すると、痛み・ヨレの分評価が下がる)

プラスポイント=振袖が一番良かった!
(ただ相場として振り幅が広い)

総評を聞いて、「祖母・義母・母・叔母からの貰い物が多いですからね」と言うと、確かに年代に幅がありますね…と

着物の新古のボーダーラインは10年!
着物を仕立てた時の証紙があるかどうかが、一点物で販売できるかどうかの分かれ道だそうです!

【番外編】

色打掛を査定してもらうのを忘れていました。

一通り査定も終え総額も聞いた後にお願いして、もう一つみていただきました。

値段はつかないだろうなと思いつつ…

査定額:一着1000円前後

打ちかけが安いのではなく、柄と色がポイントでした!
地色が赤だと、値段が付きやすい。(私のは紫)

【買い取った後の着物の保管について】

会社の工場の写真を提示しながら説明して下さいました!
買い取った着物や帯は、千葉の習志野にある工場で保管し、全商品をそこで管理
数十万点の着物を管理している様子、仕分け、ネット販売用撮影の様子、しみぬきの場面を見せて頂きました。

着物買取【終了後 当日】

査定員さんが帰られてから約10分後、フリーダイヤルから電話あり
1分ほどで終了しましたが、例の「フォローコール」!
言葉使い、査定品の取り扱い方など主に査定員の態度についての質問でした
査定自体が初体験で、興味津々に査定員さんをじーっと見ていたので、始終丁寧な所作、言葉使いに頭が下がる思いで、何の不満もありませんとお答えしました。

【査定員さんについて】

今回ご担当頂いた査定員のお兄さんは、隣の福岡県から来られていました。(我が家は熊本県)
失礼ながらも、「おじさんが来られるのかな?と思っていた」と告げると、親切に説明して下さいました。
「査定に伺うのは平均年齢20~30代です。お年を召した人は専門部署に配属され、真贋となると、そのような専門スタッフと連携して複数で査定する」のだそうです!

また、
「朝イチ、相場を頭に入れて、着物など結構重いですからね、荷物を運べる体力も必要です」と爽やかに回答頂きました。

私の持参品の査定額は一万円にも満たなかったのですが、
「もし高額商品が取引成立したら、振り込みですか?」とお尋ねしたところ、
「その場で現金200万まで対応可能」ということ。
急に入用で、しかも査定額がそこそこついたなら、ありがたいですよね!

来訪から所要時間50分。
最後まで丁寧な所作で颯爽と帰られていきました。

【その他の査定種目について】

・記念メダル
・ブランド品(箱などの付属品が大事!)
・空き家査定
・遺品整理

などなど、幅広く取り扱っていることがわかりました。いつか利用する機会があればぜひ利用しようと思います。

おまけ・高額買取りのポイント

羽織裏が春画だと高額

シミの状態は表にあるか裏にあるかが大事、あっても表より裏!
シミそのものは減額対象になるが、表のシミは、シミ抜きの際、色あせなど柄を損なう恐れがある一方、裏のシミは、基本そのままで販売するし、表地が良い物だと裏地変えをするそうです。

虫干しなどの手入れをしてきたかによっても違う
桐ダンスが一番良いが、桐ダンスを置いてある場所によっても着物の状態が違う!1階より2階、下より上!(1階のタンスの一番下段に保管されている着物の状態が、買取不能だったり…も、ありえるそうです)

ほうほう…やはり日頃のお手入れ、保管方法がいざという時に響きますね~。ちょっとしたポイントが高価買取につながるそうです!

まとめ

今回、主人の実家や、私の実家にあったものをメインに査定して頂きました。
「捨てるなら捨てて、要るなら使って」と、譲り受けたものを整理したかったので
義母たちからすると「家の片づけになった」という感じでしょう。

ひとつひとつ、自分のこだわりがあってコレクションしてきたものを売るとなると、思い入れがある分、希望の金額にならないとがっかりするかもしれません。
コレクター向け商品を買い取っている業者さんでは無い事を理解したうえで、
「片付けたいな」「家の中、一度に整理してしまうぞ!」という時には、こちらの訪問査定というのは、とても有り難い手段だと思います。
(着物に限ってですが)証紙が残っているもの、古典柄、10年以内の新しい着物、作家・産地が明確なものがあると、高額査定になるかもしれませんよ!

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